その日の最後の訪問を終え、車に乗り込もうとしたとき、
西の空がやわらかい橙色に染まっていました。
一日いろいろな出来事があったけれど、
静かな住宅街に差し込むその光を見て、
少しだけ肩の力が抜けた気がしました。
「今日も無事に終わったな」
そんなふうに思える瞬間が、この仕事にはあります。
独居で暮らすBさんは、
いつも玄関まで迎えに出てくれます。
「今日はちょっと寒いね」
そんな何気ない一言から、その日の様子を感じ取ります。
買い物も、掃除も、できることは自分で続けている方です。
でも、重い物を持つのは少し不安。
スーパーでは、ゆっくりカートを押しながら歩きます。
途中で休憩をはさみながら、無理のないペースで。
「自分で選べるのがいいんだよ」
その言葉に、この支援の意味が詰まっています。
独居の方は、体調の変化を我慢してしまうことがあります。
「最近ちょっと眠れなくてね」
「食欲が少し落ちてるかな」
何気ない会話の中に、大切なサインが隠れています。
私たちは、その変化を見逃さず、
必要があればケアマネや医療と連携します。
“定期的に誰かが来る”
それだけでも、大きな安心になります。
あいサポートは、
・スタッフが安心して働けること
・働く人の心が健やかであること
を大切にしています。
慌ただしい支援ではなく、
落ち着いた時間を届けたい。
支える人が穏やかであることが、
そのまま利用者さんの安心につながると考えています。
「まだ頼むほどじゃない」
そう思っている方もいらっしゃいます。
でも、少しの支えがあるだけで、
生活はずっと安定します。
夕方の光のように、
さりげなく、あたたかく。
ひとり暮らしを、これからも安心して続けられるように。
あいサポートが、そっと寄り添います。